不眠と肥満、負のループ

睡眠についてのブログが続きますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
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朝は早めに犬と散歩に出かけます。
朝の陽ざしは体内時計をリセットし、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌が止まり活動状態になります。
また、朝の陽ざしを浴びると14~16時間経過すると体内時計からの指令で徐々にメラトニンの分泌が高まり、眠気を感じるようになるそうです。

私は、先代のトイプードルとの散歩から約17年間、今もほぼ休みなく朝の散歩が日課です。そのお陰で眠れないという症状を感じたことは、ある一時期を除いて…ほとんどないです。ある時期については後ほどお話しますね。

眠れなくなるのは加齢

施術中は、たいていの場合お肌やお身体のお話になるんですが、眠れなくてつらいといったお話をよく聞きます。40歳後半や50歳くらいになると睡眠のお悩みが多くなるように思います。
女性の身体はそのくらいの時期が変わり目になるので、そういった症状が起こりやすいのかと思ってましたが…。
50代の「メラトニン」はほとんど分泌されてないんですね~!衝撃でした(泣)…眠れないといった症状は、加齢によっても引き起こされているんですね。

 

私が子どもの頃のおじいちゃんやおばあちゃんは、朝早くから起き、夜は早く寝てしまっていたのを思い出します。祖母に関しては睡眠薬を飲んでいたように思います。

不眠は肥満につながる

お客様で夜勤勤務をされているかたがいらっしゃるんですが、
「夜勤明けは疲れているのに目が冴えてしまって眠れず、異常に食欲が増し食べてしまう。」
と、言ってました。
家でお仕事をされているお客様は、仕事に追われ夜間まで仕事をしてしまうと、なかなか入眠できず、翌日の食欲が抑えられないとお悩みでした。
不眠や睡眠の質の低下は、インスリンの働きを低下させたり、食欲を増進させるホルモンの分泌が高まり、食欲を抑えるホルモンが減少するので過食になり太りやすくなってしまうんですね!
お二人とも、夜勤明けやお仕事が立て込んでくる時期に、ハイパーナイフの予約を入れてくれます。よく眠れるそうです。

コロナ禍になった頃、出かけることも少なくなり、今思えば夜寝るのが遅くなりました。深夜までブログをかいたり、更年期という身体の変化も同時期だったため、気分がすぐれない日が増えていきました。
子供たちも成人し、毎日きちんと食事を作らなくなったことで、炭水化物多めの食事になりがちで、手抜き食が多くなりました。そんな生活を2~3年続けた日々。
徐々に増える体重、眠れない日々、仕事で疲れる…の負のループ。やっと眠れたと思うと深夜に何度もトイレに起きる。この時は本当にツラかったです。
去年の夏から始めた「食事改善」。体重・体脂肪は楽に落ち、身体もみるみる元気になりました。今までのダイエットの中で一番楽で確実に落ちていきました。

お客様の「最近眠れない」という声は、つらい気持ちがわかるので…何とかしたいという気持ちで、私の体験談をおせっかいのおばさんのように熱く語ってしまいますwww

体内時計の乱れを改善するには

○起きる時間を一定にする
○朝起きたら光を浴びる
○朝食を毎日食べる
○夜はなるべく光を浴びない
○毎日お風呂に浸かる
○お茶や珈琲は午後4時以降は飲まない
○寝酒はやめる
○軽い運動を心がける(買い物は徒歩、エスカレーターは使わない等)
○「たんぱく質」を意識して摂る

私は、この中で6個できそうだったので、そこから始めました。特に頑張ったのはたんぱく質を摂ること。ダイエットもかねてだったので、脂質の少ないお肉を選び、調理方法も「蒸す・焼く・煮る」で…量をたくさん食べるようにしました。主食はもち麦や玄米を精製米に混ぜ、副菜が作れない時はお惣菜を買ってきました。

約4カ月で身体の調子が本当に変わり、体重は7Kg落ち、睡眠で悩むこともなくなりました。

50代になると、代謝が落ちていくので、今までと同じように食べていると太ります。だから食事の量を減らします。食べていないから夕方の空腹に耐えられず、スイーツや菓子パンなどを食べてしまう。でもお腹は空いているから「食べていない」気になっている。
そうなるとどうなるか…糖質過多のたんぱく質不足「現代型の栄養失調」に陥り、不眠やプチ不調が始まります。

食べた物が身体を作ります。身体を動かすエネルギーも新陳代謝も、身体を調整するホルモンも、食べた物から作られます。いくらサプリメントを摂っても基本の食事が乱れていると、効果を感じられないと思います。

メラトニンが減少する40代以降の方で、で睡眠不良・プチ不調を感じていられる方は、改めて食事を見つめなおす時がきているのかもしれません。

 

 

 
 
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