敏感肌や繰り返すニキビ、薬で治すという考え方

以前、あるお客様からの大変嬉しい口コミをいただきました。
「皮膚科に通っていたけど、なかなか改善しなかったニキビが、こちらに通って改善しました」という内容でした。
お客様の許可をいただき、ビフォーアフターの写真とともにSNSで発信したところ…

この投稿をご覧になった別のお客様から
「私は、肌トラブルが起きたら皮膚科を利用します。皮膚科では治らなかった…というような書き方は、誤解を招くと思います」
と、ご指摘をいただきました。

私の発信力不足で不快な思いをさせてしまったようで、とても猛省しました。

女性はホルモンバランスの影響で、毎月生理前になるとニキビが増えたり、食生活やストレスなどで新陳代謝(ターンオーバー)が乱れたりしがちです。
サロンで販売している化粧品で、全ての肌トラブルが魔法のように改善するということはないですし、ネットやドラックストア、デパートなどで販売されている化粧品も同様だと思います。(私の知らないだけかもしれません)

サロンで無理やり購入を促すことはありませんし、合わないお化粧品をおススメすることもありません。

繰り返しブログでもお話していますが、「お肌は身体の内側の鏡」食生活の乱れ、生活環境の変化が表にあらわれることもありますし、心の問題やストレスで深刻な肌荒れを起したり、体重の増減や健康にも影響することがあります。

外側にあらわれる問題に、外側からだけのケアをする。
病院でお薬を処方してもらうのも大切ですが、一時的に改善するだけで根本的な改善にはつながらないことが多いように感じます。

 

子どもの頃からの重度のアトピー性皮膚炎のお客様(当時は30代半ばでした)がいらっしゃいました。敏感肌用の化粧品やその他色々なお化粧品を試したけど痒みやひりつきが出てしまい、冬でもローションだけしか使えず乾燥が年々ひどくなっているとお悩みでした。
ほぼ毎日ステロイドを使用し、食事に関しても食べられないものが多く、野菜はほとんどダメで魚もNG。30歳を過ぎた頃から不調つづきで、寝つきも悪く、冬でもぐっしょり寝汗をかいてしまうそうです。

お手入れはできることからはじめ、偏食に関しては、サプリメントを使っていただきました。
砂漠肌に栄養がどんどん浸み込むように、空っぽだったタンクに栄養が溜まっていくように…徐々に肌荒れが改善していき、夜のナイトクリームまで使えるようになっていきました。肌の乾燥はもちろん、一年中手指にあらわれていたしっしんが改善したという嬉しいご報告もいただきました。もちろんここまでくるには時間はかかりましたし、私も途中、自信がなくなることもありました。

ニキビが繰り返し出て、良くなったと思うとまたニキビが悪化してしまう20代のお客様。何度か内側からのケアを提案させていただきましたが、私の提案力がなく説得できずにいました…が、本気を出してもう一度お話したところ…
「アレは嫌だ、これはできないと言っていてはだめですね…」と言っていただき、インナーケアもにはじめてくれました。2ヶ月くらいでニキビが嘘のように出なくなり、お肌が見違えるようにきれいになりました。

お二人とも私を信じて、いろいろな提案を受け入れていただいた事を、本当にありがたく思っています。

名前の付かない病気「未病」。病院では自律神経の不調と言われることが多いのかな?いろいろな病院に行ったけど、異常なし。生活もできないわけでもないけど、身体がつらい…そんなお悩みを持っていられる方が他にも多くいらっしゃいます。
最後まで続けていただける人だけではありません。私自身、まだまだ勉強&修行中です。

 

日本の医療制度は進んでいて、欧米諸国に比べて「未病対策」に対する意識が低いのかなと思います。

病院に通うことやお薬を使うのはとても大切です。
繰り返す不調は、安易に病院に通うのではなく、今一度しっかり自分のカラダと向き合ってみる事も大切ではないでしょうか?

  • バランスの取れた食事:栄養バランスの良い食事を心がけ、特に季節の野菜や果物を摂取する。
  • 適度な運動:毎日の散歩やストレッチ、軽い運動を取り入れる。
  • 十分な休息と睡眠:質の良い睡眠を確保し、無理な夜更かしを避ける。
  • ストレス管理:ヨガやリラクゼーション法、趣味を通じてストレスを解消する。

人それぞれ様々な考え方があり、多様性が重視されている昨今、自分の心地よい生き方が大切だなと思います。
皮膚科に通うのも、お薬を利用するのも、時には必要なこと。

それでもなかなか改善しないお悩みは、病院やお薬を利用しながらでも、別のアプローチを取り入れてみる事も時には必要だと思います。

お一人お一人のお悩みに寄り添うカウンセリングを大切に、一緒に話し合いながら、生活スタイルに応じたご提案をさせていただいております。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
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